骨盤底筋群とは?

今日(1月9日)からレッスンも始まりました!
しばらく寒さが厳しく体調を壊しやすい時期ですが、皆様がお元気に冬を越すお手伝いをしたいと思います!
今年もよろしくお願いいたします。

昨年のピラティス関係のブログは健康豆知識みたいなものをご紹介することが多かったです。
今年は少し改めて、レッスン中に皆様に伝えるのが難しい内容を文章にしてみようと思います。
例えば、話し出すと時間がかかるから、レッスンでは小出しにしている情報等です。
これをきっかけにピラティスだけじゃなく、体や運動について皆様の理解が深まるととても嬉しいです♫
もしご質問があれば、お気軽にお問合せ下さい。

早速、今日の本題は骨盤底筋群です。
ご出産経験のある方や尿漏れのご心配をされている方はよく耳にされるんじゃないでしょうか?

骨盤底筋群の働きは以下の3つがメインです。
・内臓を支える
・排泄のコントロール
・体を支える
3つとも働きが弱いと困りますね。
すなはち、とーっても大切な筋肉です!

ピラティス等の運動で関わってくるのは”体を支える”なので、こちらついてお話しさせてください。

まず、運動において、なぜ骨盤底筋群は大切なんでしょう?
骨盤底筋群は腹横筋や横隔膜、多裂筋と一緒に腰回り(お腹)を安定させてくれます。
横隔膜は呼吸と共に動くことは有名ですよね。
横隔膜の動きとともに骨盤底筋群等も動かないと、お腹の中に空洞ができてしまってグラつくという感じです。
そして、腰回り(お腹)がグラグラな状態で運動すると危険なので、骨盤底筋群たちも働いてもらわないと困るんです。

このイラストはでは、今出てきた筋肉たちが分かりやすく描かれています。
骨盤底筋群は一番下にあります。
この筋肉たちで作る“適度な緊張感を維持したい”んです。


では、働かせ方です。
①良い姿勢で立つ又は座ります
②息を吐きながら、膣を引き上げる(女性向け)又は排尿を我慢する(男性向け)
このとき、20〜30%のパワーで引き上げてください。
ギューギューに引き上げると他の筋肉(例えばお尻の筋肉)が働きすぎてしまったり、筋肉が固く働いたりしてしまいます。

いかがですか?
この文章だけで分かってもらえた方は天才だと思います(笑)
ほとんどの方が「これであってるんかなぁ?」になりますし、それでOKです⭕️
そのくらい分かりにくい筋肉です。

でも、上手く骨盤底筋群が働いたかどうかチェックしたいですよね?
そんなときは、下腹に張りを感じられるかどうか確認してみてください!
これは腹横筋の働きなんですが、骨盤底筋群が働くと腹横筋も一緒に働いてくれるので、
下腹に張りを感じる=腹横筋働いてる=骨盤底筋群働いてる
となります。

少し骨盤底筋群のことをイメージしてもらえましたでしょうか?
レッスン中にこればっかりやると動く時間がほとんどなくなるので、情報を小出しにしながらレッスンしています。
レッスンへお越しいただいている方は、情報整理にこの文章をご利用いただければと思います。

では、次回は腹横筋についてお話します。
ぜひお付き合いください。

小東 美菜子

Harmonie Jazz Dance Studio代表。STTOT PILATES®認定インストラクター。2014年から京都市内を中心に、ジャズ・ダンス、バレエ、モダン・ダンスを指導。2021年からピラティスも指導する。2023年4月亀岡市でHarmonie Jazz Dance Studio開校。2023年第五回JMM亀岡ジャズ・ストリート ダンス構成アドバイザー。

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