生活にピラティスを♪~膝が痛いときのチェックポイント③~

膝シリーズのラストとなります。
前回2つは少し似ていましたが、こちらはまた少し違った視点でのチェックポイントです。

〈チェック方法〉
①鏡に対して横向きに立つ
②スクワットをする
③太ももと床は平行か?背中と脛は平行か?
→どちらも平行→OK
→平行ではない→要改善!!

改善ポイントは2つあります。
〈1〉は健康のために、〈2〉はダンスやスポーツの上達に重要です。

〈1〉足首、膝、股関節を均等に曲げる
立った状態で膝を曲げるとき、必ず足首と股関節も曲がっています!
それを意識するだけで、膝への負担は少しマシになりますよ。
(膝が問題なくて、股関節や足首に問題がある人にも大切です。)
そして、余裕があれば、それぞれの関節が“同じ角度”に曲がっているようにチェックしてみてください。

〈2〉3つの関節をたっぷり使う(可動域を広げる)
しっかりコントロールできて、かつ可動域が最大限に使われていると、パフォーマンスはより向上します。
例えば、高くジャンプをしたいときにも、深く膝を曲げたところからジャンプする方が高く飛びあがりやすいですよね☆
上手くコントロールできるようになったら、可動域を広げることにもチャレンジしてください。

ということで、最後は少し難しいお話になってしまいました。
ピラティスではすごく重要なポイントなのですが、この重要性は健康な間は分からないものだと思います。
怪我をして初めてご自分の体や動きに興味がわく方も多いかも…
それでも全然遅くありませんので、もし壁にぶつかることがあったら、お気軽にご相談ください。

小東 美菜子

小東 美菜子

Harmonie Jazz Dance Studio代表。STTOT PILATES®認定インストラクター。2014年から京都市内を中心に、ジャズ・ダンス、バレエ、モダン・ダンスを指導。2021年からピラティスも指導する。2023年4月亀岡市でHarmonie Jazz Dance Studio開校。2023年第五回JMM亀岡ジャズ・ストリート ダンス構成アドバイザー。

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